みなさんはどこかに出かけた時に立ち寄りたくなる場所があるでしょうか？
僕は、どこかに出かけると、図書館や本屋さんに立ち寄りたくなります。
あるいは、図書館や本屋さんが、出かけることの目的の一つになることもあります。
図書館と本屋さんだと、図書館はわりとどの図書館も入りやすく、手軽に行くことができると思います。
一方、本屋さんは、少し事情が変わります。
大型の本屋さんは、形式がどこもほとんど同じで、図書館と同じく入りやすいのですが、小さな個性的な本屋さんは、大型の本屋さんと比べると、少し入りにくい感じがします。
入ってみると、なんてことはないのですが、そこがどんな雰囲気の本屋さんでどういう本が置いているのかとか、事前の情報があまりないということが原因である気がします。
だけど、小さな個性的な本屋さんには、大型の本屋さんには無い良さがあります。
個性的な書店であればあるほど、ベストセラーは置いていないし、今までみたことのなかったような本の出会える可能性が高いのです。
大型書店のメリットが「欲しい本がある」ということだとすれば、個性的な書店は、普段触れることのないような本に出会えるということだと思います。
ちょっとキザな言葉でいうと、本との出会いを買いに行くようなものなのかもしれません。
しかし、とはいうものの、少し事前に情報が欲しいな、という気がします。
そこで、今回、紹介する本が役に立ちます。
最近、〇〇図鑑というような、建築などを図解で解説する本が増えているけれど、本書はそういう種類の本の本屋さんバージョンと言えます。
セレクトされている本屋さんは、有名な個性派書店が多いので、本を読んでいるだけでも行ってみたくなります。
雑誌のようにパラパラめくるだけでも楽しいし、次のお出かけプランの参考にもなります。
